広告

GMOインターネットの決算を解説。業績好調も仮想通貨マイニングの事業方針を転換

自社マイニング重視からマイニングマシンの販売重視へ

広告

GMOの第2四半期は大幅増収増益

 GMOインターネットグループは9日、2018年12月期第2四半期の決算を発表しました。売上高は前年同期比22.8%増の912.70億円、営業利益は同57.2%増の117.83億円、純利益は同116.8%増の42.31億円と大幅な増収増益となりました。

 

GMOインターネット2018年12月第2四半期決算

 売上高営業利益経常利益純利益
2018年12月期2Q91,27011,78311,3374,231
 前年同期比+22.8%+57.2%+53.6%+116.8%
(参考)2017年12月期2Q74,3407,4977,3791,952

*単位:百万円

 

 ドメインや決済などのインターネットインフラ事業の営業利益が前年比53.7%増となったほか、証券・FXなどのインターネット金融事業も増収増益と第1四半期に続き既存事業が好調となっています。

仮想通貨マイニング事業は四半期で赤字。事業方針を転換へ

 2018年5月に発表された第1四半期決算からセグメントを新設し、重点事業として位置づけられている仮想通貨事業は、子会社のGMOコインが運営する仮想通貨交換業が第1四半期と比較して売上7.3倍の14.2億円、5.5億円の黒字となったのに対し、仮想通貨マイニング事業は売上が第1四半期比91.8%増の11.7億円となったもののビットコイン価格の下落と採掘者全体のハッシュレート(採掘速度)が上昇したことを理由に3.6億円の赤字に転落しました(前四半期は1.9億円の黒字)

 この結果を受け、GMOインターネットは仮想通貨マイニング事業について、従来自社で行うマイニングを最優先としていた事業方針をマイニングマシンの外部販売を最優先にするよう変更することを発表しました。

 

仮想通貨マイニング事業の優先順位

変更前:自社マイニング>クラウドマイニング>マイニングマシン外部販売

変更後:マイニングマシン外部販売>自社マイニング>クラウドマイニング

 

 ビットコインのマイニングマシンはGMOminerB2を6月に、GMOminerB3を7月より販売開始しており、10月より出荷開始となる予定です。また、自社マイニングは優先順位を落としつつより安価な電力の調達を検討し、この方針転換により投資の抑制と早期回収を図るとのことです。