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ジャストプランニング前社長の不正取引に関する調査報告書が公開。FXの損失穴埋めに使っていたことが明らかに

調査報告書によると前社長のFX損失額は2億円以上も

 JASDAQに上場するジャストプランニングは11日、8月に発覚した前社長鈴木崇宏氏の不正行為に関する調査報告書を公開しました

 不正の内容は鈴木氏が担当取締役として所管していた子会社「JPパワー」の太陽光発電事業に関して、親族や知人が経営する会社を間にはさんだうえで鈴木氏が実質的に管理している会社の口座にJPパワーの資金を還流し、約1億5,900万円の損害をJPパワーに負わせたというものです。

 以下の図が不正取引のスキームです。C社が鈴木氏が実質的に管理している会社。A・B社がを介在して資金を還流し、最終的に鈴木氏の手元に資金が渡っています。

調査報告書15ページより

 

 調査報告書によると、鈴木氏は2010年から今年までの間にFX取引で2億円以上の損失を発生させており、この不正行為によって鈴木氏が得た資金は主にFX取引で生じたこれらの損失を穴埋めするために利用されていたとのことです。

 調査委員会は報告書の中で善管注意義務や取締役の忠実義務違反に加え、刑事責任として特別背任罪が成立する可能性があることに言及するとともにコンプライアンス意識醸成のための研修等の実施や内部監査の機能強化など7項目の再発防止策を提言しています。